【さすが百名山】仙丈ケ岳日帰り登山

登山レポート

登山用品ショップ ups+downs のスタッフブログ『山あり谷あり』です。

南アルプスの女王仙丈ケ岳に行ってきました。
本編では車でのアクセスや登山道について紹介させて頂きます。

あいにくの天気で、噂の絶景は眺めませんでしたが、さすが百名山、いい山でした。
甲斐駒ヶ岳とどちらに登るか迷いましたが、仙丈ケ岳で良かったと感じてます。
理由としては登山時間です。
登山口の峠まではマイカー規制のため、バスで行く必要があります。
始発のバスでも登山口到着は6時過ぎ、帰り便の最終は登山口を16時発です。
仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳のコースタイムは共に7時間半程度となっていますが、甲斐駒ヶ岳はコースタイム通り行くことは難しいようです。
ゆっくり登りたい、または健脚でない方は日帰りであれば仙丈ケ岳を選択することをオススメします。

行程:2025年8月9日(土)曇り
6:20 北沢峠発
8:15 五合目(大滝ノ頭)
9:45 小仙丈ケ岳
11:05 仙丈ケ岳
11:30 仙丈山荘(昼食)
12:30 馬の背ヒュッテ
13:15 五合目(大滝ノ頭)
14:40 北沢峠着

 

 

■一般情報
①アクセス
②眺望
③登山道
④山小屋とトイレ

■登山記録

■立ち寄り登山用品ショップ

 

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一般情報

①アクセス
登山口のある北沢峠までは戸台パーク(旧仙流荘)から南アルプス林道バスで行く必要があります。
戸台パークは改修中で、チケット売場やバス乗車位置がたびたび変更になっているようです。
※本編は2025年8月時点での情報になります

駐車場
車で行く場合、戸台パークの駐車場を利用します。
戸台パークへは諏訪ICから国道152線を約40km。
三峰川を渡る橋の手前で左に曲がると、左手にあり分かりやすいです
戸台パークについては下記リンクを参考にしてください。
【リンク】伊那市ホームページ
駐車場はかなり大きく、満車になることはないかと思います。
料金は5日間で1000円、後払いです。
▼駐車場から鋸岳が見えます。

バスチケット
チケット購入の列とバス乗車の列が別々にあります。
複数人で行った場合は、手分けして並びましょう。
一人の場合、バスの運行まで十分時間があるなら先にバス乗車の列に荷物を置き、場所取りしてからチケット購入の列に並んだ方が効率がいいです。
※バス乗車の列が進み始めると荷物があっても無視されます。

▼チケット購入の列

▼バス乗車の列

以前はチケット売場の建屋があった模様ですが、現在は仙流荘内の券売機で購入します。
この日は4時半位からチケットの販売が始まりました。
現金用とキャッシュレス用と2台ずつありますが、現金用が早く流れてました。
料金は大人で往復2,740円(手荷物付)
リュックが18L以上の場合は手荷物付を購入します。
どちらにしろ膝の上に置くのだからリュックの大小は関係ないと思いますが、注意されるのも嫌なので正しく買いましょう。

バス
北沢峠までは約45分。
バスは10台以上あり柔軟に運行します。

始発は5時半となってますが、この日は5時15分くらいから運行しはじめました。
今回、最初の一巡で乗り切れなかった人が40人ほどいた模様。
残った人を載せるべく、最初に出発したバスが急いで戻ってました。
帰路のバスも繁忙期は時間に関係なく、満席になり次第、発車します。
最終は16時北沢峠発。
始発で来ても10時間程度しかなく、あまり余裕がありません。

②眺望
今回、視界が悪かったため全く景色は見れませんでした。
写真無くすみません。
本来、標高3030mの山頂からは360度のパノラマが広がります。
向かいの甲斐駒ヶ岳から繋がる鋸岳を筆頭に、鳳凰三山、八ヶ岳が臨めます。
そして標高日本1位~3位(富士山、北岳、間ノ岳)までが並ぶ景色は圧巻です。
また小仙丈ケ岳から山頂まで続く稜線、仙丈ケ岳両側のカールも壮大です。

③登山道
行きは小仙丈ケ岳コース、下りは馬の背コースの時計回りで行かれる方が多いと思います。
登山道は整備されており、分岐点も道標があるので迷うことはありません。
登山道には一合目から十合目までの表示があり、各合目には休憩スペースがあります。

バス停のスグの所に登山口がありますが、いきなりそこそこの傾斜があり、また二合目に行くまでに少々登り過ぎ発生します。
少し長兵衛小屋側に下りたところにある登山口から登った方がロスが少ないようです。
▼バス停隣接の登山口

三合目付近まではバス移動登山の宿命で混み合います。
序盤は比較的なだらかで、五合目から傾斜が増してきます。
一部鎖場もありますが危ないことはありません。
五合目の少し上から景色が開け、小仙丈ケ岳から山頂までは気持ちよい稜線歩きが待っています。
馬の背から大滝ノ頭までは道幅が狭いところがあるので気を付けましょう。

④山小屋とトイレ
トイレは登山口の他、各山小屋にあります。
北沢峠登山口(水洗/100円)

仙丈小屋(和式/水洗ではない/有料だが2Fのトイレに料金箱が見当たらない)

馬の背ヒュッテ

藪沢避難小屋(携帯トイレ使用/使うのは無料?)
携帯トイレ(300円)は小屋で販売と書いてはありますが、入手できるかは不明。

 

登山記録

6:15
北沢峠にバスが到着
トイレを済ませ、バス停の目の前の登山口から登山開始です。

いきなりそこそこの傾斜があります。

6:40
ほどなくして一合目の表示があります。
五合目までは15分~20分間隔で合目表示があります。

8:15
五合目到着、分岐があります。
ここから傾斜が増してきます。

鎖場を過ぎると、視界が開けます。

8:50
六合目到着。
小仙丈ケ岳が見えます。

9:45
小仙丈ケ岳に到着

気温13度。
風もあり、寒かったです。

■今回の服装■
暑いつもりで来てしまったので、麦わら帽子と半ズボン。
気温と合っていない服装です。
唯一持ってきていた雨具を羽織りました。

馬の背ヒュッテが見えます。

遠くに長衛小屋のテント場が見えます。

仙丈ケ岳までの綺麗な稜線

10:40
山頂と仙丈小屋との分岐に到着。
撮影スポットらしきエリアでも何も見えず。。。。

11:05
仙丈ケ岳山頂に到着。

山頂はそれほど広くありませんが、食事を取られてる方も多くいました。
そのまま直進します。
途中、“大仙丈ケ岳”の道標に「そっちがラスボス?」などと思いながら下山します。

11:30
仙丈山荘到着。
仙丈山荘ではカップラーメンや飲料の提供のみです。

12:00
帰りのバス時刻が気になったため、早々に出発です。
鹿除けのフェンスが設置された登山道を下ります。

本来は甲斐駒ヶ岳などが見えるようです。

12:30
馬の背ヒュッテに到着。

カップラーメンのほかおでんもある模様。
小屋裏に水場やベンチもあります。

12:55
藪沢小屋に到着。

水場にハート型の桶がかわいい。
南アルプスの天然水です。

大滝ノ頭までの登山道は道幅が狭く、崩れているところもあるため注意しましょう。

▼シカさんに遭遇

水の流れに癒されます。

13:15
大滝ノ頭に到着。
あとひと踏ん張り。

14:10
二合目の長兵衛小屋への分岐に到着。
長兵衛小屋方面に行った方が最短のようですが、一合目を見るため直進を選択。

14:40
登山口に到着。
お疲れ様です。

帰りは時刻に関係なく満席になるたびにバスが発車してました。
バス停のスタッフにチケットを見せ、待合所の番号の付いた席に座り、バスを待ちます。
※バス停のスタッフが人数を数えてます。
バスを待つ間、こもれび山荘をちょっと覗いてみました。
時間があったらゆっくりしたい。

3:30
バス発車。
ほとんどの方が熟睡してました。

立ち寄り登山用品ショップ

帰り道、茅野にある『登山道具と喫茶 EIGHT DOOR』に立ち寄りました。

スナックだったところを改修したという店内はノスタルジックな雰囲気が漂います。

隠れ家的なショップエリアに所狭しと、こだわりのアイテムが並んでいます。

今回、ups+downsのアイテムを置かせてもらえることになりました。
ups+downsの実物が見れるのはここだけ!
是非、お越しください。
【リンク】登山道具と喫茶 EIGHT DOOR

 

■■今回の下山口■■

お疲れ様です。
あいにくの天候で絶景は見れませんでしたが、歩きやすい楽しい山でした。
天気のいい日に、もう一度来るぞと思わせられる山でした。

情報予約に立てば何より。

 

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

 

■ups+downs/登山ショップ情報
【オシャレ登山用品ショップ巡り】登山道具と喫茶 EIGHT DOOR~茅野~
【ups+downs】スリーブジャケット 1型
【ups+downs】トレッキングジャケット 1型
【ups + downs】登山用タロキンバッグ

■2025年登山情報
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