【登山レポ】野口五郎岳に行ってみた(1日目)

登山レポート

投稿日:2024年1月2日
いつもお世話になっております。
ヨメです。

 

好きな服を着て 好きな山に行く

 

ダンナのバースデー登山。
ダンナの行きたい山はどこ?
NHKの百名山という番組でYouTuberのちゅーたさんが紹介してた『野口五郎岳』に行きたいと、、、。
ちゅーたさんは元気いっぱいの女の子。
山を心底楽しんでる姿がアタシは大好き。

しかし、五郎岳の登山は結構過酷そう。
その日から1人、YouTubeで五郎のお勉強。
アタシに行けるのかな⁇
不安で嗚咽が止まらない、、、。
そんなアタシを横目にダンナは楽しそうに準備している。
今更ムリとは言えない、、、行くしかない、、、。
ちゅーたさんは楽々登ってた、、、
きっとアタシにも登れる!と毎日暗示をかけ、その時がきました。
仕事を終え、身支度をして、夜に出発。
夜中12時頃、七倉駐車場に到着。
すでにけっこう車が止まってました。
車中で仮眠。
もともと車で寝ることが苦手なのに、明日からの登山を考えると不安で余計に寝れない。
そして朝、、雨。

朝ご飯も喉が通らない。
ド緊張。
登山届を書き、登山口手前の高瀬ダムまでタクシーで行きました。
昨日まですごい雨だったんだよ〜と運転手さん。
運転手さんが高瀬ダムについて語ること20分、ダムに到着。

ここから登山口に向かって暗いトンネル内を歩き、吊り橋を渡る。

<暗いトンネル>


<トンネル出てスグの吊り橋>

つづいて向こう岸に渡る丸太橋を、、、
ん? 丸太橋がない、、、
周りを見渡すが見当たらない、、、
どーやら前日の大雨で川が氾濫し、丸太橋が流されてしまったみたい。
丸太橋を使えないとなると川に入って渡るしかない。
しかし、川の流れがすごく、浅い箇所を探すもどこも深い、、、。

「どーする?止める?」と優雅に傘を差しながら歩くダンナ。
『いや、何とかして渡ろう。ここさえ乗り越えれば大丈夫。』
、、、どーしたアタシ?
いつもなら絶対止めると言うアタシが。
それもそのはず。
五郎愛を語りながらしょっちゅう五郎岳を登っているちゅーたさんも川が氾濫した時にズブズブになりながら渡ってたYouTubeを見てたからだ。
ここさえ渡りきれば後は問題ないことを知っていた。
ダンナは絶対止めるって言うと思ってたって、、、アタシだってな、やる時はやんだよ。
必死で渡る場所を探し歩き、決して浅瀬ではないが、2人覚悟を決め渡った!
靴に防水スプレーをやってて良かった、、、皆さんも登山前には防水スプレーオススメします。

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ここで既にゴールしたくらいの達成感。
時間もかなりロスしたので、先に進みます。
なんとかブナ立尾根の登山口まで到着。

<ブナ立尾根登山口>

まだ雨は降っているが、それほどでもない。
さぁ始まります。
山登りは最初が肝心。
呼吸が落ち着くまで、大きく呼吸を意識しながらゆっくり登ります。
ダンナは楽しそうに色々話しかけてきますが、自分に集中。ダンナのことはほっときます。
慌てず焦らずゆっくりゆっくり休みながら。
しっかし、急登。
なんなんだい、歩けど歩けど急登、、、。
たま〜に会う人に『どちらまで?』と聞かれ『野口五郎岳まで』と言うと
『え?そこまで行くんですか?』とビックリされる。
その返答に動揺。
動揺と疲れMAXで意識失いかけながらも、なんとか烏帽子小屋に到着。

<烏帽子小屋に到着>

いや〜遠かった。最初から最後まで急登。
ここがゴールじゃないことにビビる。
とりあえず、お昼ご飯にしよう!
山小屋の売店に食事とコーラを買いに。
え?無い⁇何も無い?
実は登った日はあと2週間で小屋じまいというタイミングだったので、もう何もないらしく、コーラもビールも無いとのこと。
山小屋ご飯楽しみにしてたの残念。
仕方ないです。
非常用のカップラーメンを食べながら、ダンナが『日本三大急登1つ制覇したね』って。
知らなかった、、、
あんなにYouTubeで勉強してたののに、知らなかった。
そりゃキツいわけだわ。
ゆっくり休んで、出発準備。
目指すは野口五郎小屋

『ここからは稜線だから、そんなに辛くない、、、はず』
よしよし、行こうぜよ。

確かに稜線は気持ちいい!
キレイなんだけどね、道はなかなか険しいし、歩けど歩けど全然着かない。

<果てしない稜線>

いったいどれだけ歩けばいいの?
ダンナに当たり散らしながらフテ歩き。
私が言うのもなんだけど、こーゆー時のダンナは可哀想。
散歩中、飼い主に気を遣って振り返りながら歩く柴犬のよう、、、。
そんなこと考えながら歩いていると、なんと槍ヶ岳が顔を出してくれました!

<槍ヶ岳お目見え>

テンション爆上がり。
なんで槍ヶ岳が見えるとこんなにテンションが上がるのだろうか、、、幸せ。
少し元気を取し、スタコラ歩く。
ま、そんなこんなで柴犬、いやダンナに励まされ何とか野口五郎小屋に到着。

最高の瞬間。
烏帽子小屋を一緒に出発したのに、かなーり差をつけられてしまったオジ様2人と再会。
お互いを讃え合う。
もう1ミリも体力は残ってなかったので、五郎岳登頂は明朝にお預け。
さぁ、山小屋の宿泊手続きをしよーと中に入ったら、、、な、な、な、なんと、アタシが恨んでやまない、いや違う、大好きなちゅーたさんがビール呑んでるやないかい!
素敵。
と言うわけで、togetherさせていただきました〜。
ちゅーたさんから塩芋けんぴを戴きご機嫌。
山小屋を閉めるお手伝いに来てたそーです。
ちゅーたさんに会った時は「あなたのせいで、こんなところまで来る羽目になったじゃないのー」と文句を言うのが礼儀。
ちゃんと言わせて頂きました。
ちゅーたさんが軽々楽しそうに登ってるのを見て、アタシにも行けるか?って思わされるんです。
ちゅーたさんも、「ごめんなさいねー。近々また動画アップするので見てくださいねー。」と笑顔で返してくれます。
ちなみにちゅーたさんデザインの五郎小屋でしか売ってないTシャツは売り切れ、、、
それを買う為に来たのにぃ。
そしてもちろん、コーラも売り切れ。
山小屋でコーラが飲めないなんて初めてです。

夕食までの間、いったん部屋へ戻ります。

<廊下>

<食堂>

部屋はソロで登ってきた女性とウチ夫婦の3人。
とにかく山が好きなのが伝わってくる方でした。
その後、夕ご飯を食べて、19時には就寝、、、

<ごはんとみそ汁お替り自由>

すんごく疲れてるのになかなか眠れず、、、
ダンナも相部屋の女性もすっかり寝てるやないかい。
そんなこんなで1日目終了です。
2日目に続く・・・・

山あり谷あり、楽ありゃ苦あり。
夫婦仲良く、どこへ行く?

 

好きな服を着て 好きな山に行く

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