【一度は泊まりたい燕山荘】雨の燕岳登山

登山レポート

登山用品ショップ ups+downs のスタッフブログ『山あり谷あり』です。

燕山荘に泊まってきました。

背中に「燕」文字のTシャツを着てる人を見るたびに、その人気の高さを実感する燕岳(というか燕山荘)。
登山歴4年目にして、初めて行くことにしました。
当初、2泊3日で燕岳と大天井岳をテント泊で巡る計画でしたが、天候が良くなかったため、結果的に燕山荘に1泊して下山しました。
本編では駐車場や燕山荘情報を含め紹介させて頂きます。

行程:9月13日(土)~14日(日)※3連休中
■9月13日 曇のち雨&強風
5:40 中房登山口
9:20 合戦小屋
11:00 燕山荘(チェックイン、昼食)
13:10 燕岳

■9月14日 雨のち曇
6:25 燕山荘発
7:10 合戦小屋(コーヒーブレイク)
9:45 中房登山口着

 

■一般情報
①駐車場
②トイレ
③今回の日帰り温泉
④下山メシ(2度美味しい焼き味噌ラーメン)

■登山記録

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

Online shop

 

【ups+downs】トレッキングTEE

一般情報

①駐車場
中房市営駐車場
中房市営駐車場(第一、第二、第三駐車場)はいずれも中房の登山口から徒歩圏内です。
第一駐車場は予約制で有料、第二、第三駐車場は無料です。
収容台数が少なく満車になることが多いようです。
駐車場の空き状況は下記リンクにてリアルタイムに近い状況で確認できます。
【リンク】登山者駐車場情報
本駐車場までは道幅が狭いところがあります。
特にバスとすれ違う時は注意が必要です。
ゆっくり走行しましょう。
第三駐車場には仮設トイレあり。
▼温泉横に入口があります。

穂高駅前駐車場
中房の駐車場が満車が予想される場合などは、穂高駅近くの本駐車場が便利です。
日程によってバスの運行時間が違いので下記リンクで確認しましょう。
【リンク】バス時刻表

②トイレ
中房市営第三駐車場
駐車場の奥の方に無料の仮設トイレがあります。
電灯がないので、夜間はヘッドライト等を持って行きましょう。

中房登山口
無料の水洗トイレ
きれいです

合戦小屋
バイオトイレ(200円)

③今回の日帰り温泉
中房温泉の日帰り温泉「湯原の湯」

まさに登山口にあります。
料金  :950円(入浴税50円込み)
営業時間:9時半~
露天風呂のみですが、洗い場はあります。
食事処もあり、温泉利用時は駐車場が利用できます
【リンク】中房温泉

④下山メシ(2度美味しい焼き味噌ラーメン)
麺屋蔵人
下山後、松本の登山用品店カモシカに寄り、その後近くのラーメン屋に行きました。
人気店のようで30分ほど待ちました。
看板メニューの焼き味噌ラーメン。
一人ひとり鍋で提供されます。
アツアツで美味しかったです。

雑炊のごはんも注文。
一度鍋を戻し、再調理してくれます。

登山記録

2泊3日の燕岳~大天井テント泊登山の予定でしたが、
雨の予報であったこともあり、初日は燕山荘に宿泊することにしました。
普段はテント泊ばかりなので、人気の高い燕山荘に期待が膨らみます。

■9月12日(金)/大雨
21:40
中房市営第三駐車場に到着
第三駐車場にはトイレがあるようだったのでここに停めることにしました。

■9月13日(土)/曇のち雨&強風
5:00
駐車場を出発

5:15
中房登山口に到着。

登山口にはトイレのほか、水場もあります。

5:40
身支度後、出発
北アルプス三大急登とのことで身構えていましたが、結構登り易いです。
30~40分間隔でベンチと呼ばれる休憩所があります。
登山口から第一ベンチまでと富士見ベンチ~合戦小屋の間がやや傾斜がきついです。

▲第一ベンチ/休憩に最適


▲富士見ベンチ

急なところも緩やかなところもあります。

終始どんよりな天候

9:20
合戦小屋到着。
雨が降ってきました。

残念ながら名物のスイカは販売終了。
※2025年は9月8日に終了
代わりにおしるこを頂きました。
ちょっと肌寒いので暖かさが身に沁みます。


▲メニュー

11:00
雨の中、燕山荘に到着

 

さすが人気の山小屋。
玄関横の売店の品数にワクワクします。

まず宿泊受付け。
お食事券を渡されます。
宿泊客1組に付き、スタッフが1名付き館内の説明をしてくれ、寝床まで案内してくれます。
1名につきハンガーを一つ貸してくれます。
90年前に建てられたという建屋は綺麗に手入れされており、趣があります。

▲電灯に歴史を感じます

11:30
まずは腹ごしらえ。
食堂は広々してます。
今回は窓際のカフェエリアの席にしました。

▲カレーと牛丼

12:30
雨風がひどい中、燕岳登頂に向け出発。
▼何も見えない

荒天のお陰と言ってはなんですが、雷鳥が見れました。
▼1~2m先に雷鳥

とにかく雨風がヒドイ。
苦行のようです。

13:10
燕岳登頂
残念ながら何も見えません。

帰り掛け、少し雲が薄くなり燕岳が見えました。

雨のせいでカメラが壊れました。
ここから先はあまり写真を撮ってません。

今回、学んだことがあります。
登山時のカメラと財布は防水がいい。
▼お金とお食事券がしなしな

燕山荘到着後、ご褒美にケーキを頂きました。
山登りにご褒美は付き物。

その後、山荘内を探検。
・売店

・食堂

・カフェエリア

・本館2階廊下

・今回の寝床

・廊下に設置されたリュック&靴置き場

・乾燥室

・トイレ(新館)

17:00
夕食。
我々は早い回でした。
17:40には退席しないといけません。
ちなみに2回目は18時から。
連泊の方は別メニュー。
ご飯&味噌汁はお代わりOK

実はあの全員一斉に食事するのちょっと苦手です。
周りの人と話さすべきかどうかとか気になります。

18:00
カフェエリアで打上げ。
YouTubeで見て絶対に食べようと思ってたソーセージセットは満腹だったため断念しました。

19:00~20:00
食堂にて燕山荘グループオーナーによる「山の話」を聞きました。
今回が第一回?
なかなか興味深く、笑いある楽しいお話でした。
オススメです。
▼オーナーによる演奏付き

20:40
消灯。
電気消されます。
「山の話」から時間がないので、急いで寝支度する必要があります。

備え付けの蛍光灯だけでは暗かったので、ランタンを使いました。
また、ガイロープを張って物干し。
テント泊装備が役立った~。

ダウンジャケットを着て寝てたのですが、暑い!
テント泊とは大違いです。
最終的には半袖で寝てました。

■2日目
4:20
点灯!
一階に下りてみると、既に食事待ちの列がっっっ。
食事は入れ替え制で、早い回が4時40分から、遅い回が5時半からでした。

5:30
遅い回でお食事

食堂のテレビで天気予報を確認。

一応、9時に雨は止むとの予報ですが、その後もあまり天気が良くないようなので、下山することにしました。

6:30
下山開始。
さよなら燕山荘。
雨の中、下山します。

7:10
合戦小屋到着。
雨、やみません。
屋根があるテーブルも多く、助かります。
とりあえずモーニングコーヒーで一休み。

9:00
雨の止む気配なし。
というか、ドシャ降り。
こんなに長時間、雨だったのは初めて。
靴の中はぐちゃぐちゃです。
この靴の状態で、もう一泊はキツイ。。。
下山で正解だったと安堵。
絶対に温泉に入ると決意します。
今日も明日も天気が優れない予報にも関わらず登ってくる人が大勢います。
燕岳、恐るべし。
▼道は川状態

9:45
中房登山口に到着。
日帰り温泉にGOです。
露天風呂の気持ちいい温泉でした。
登山口横にこの温泉があるとは、さすが表銀座と感心します。
ちなみに入浴中も、雨でした。

 

■■今回の下山口■■

おつかれ山です。

リュックの中の使わなかったテント泊装備がしっとり濡れてました。。。。
干すのが大変。
しかし、燕山荘に宿泊し噂の「ホスピタリティ」を体験することができました。
情報お役に立てば何より。

 

 

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

 

■登山用品店ups+downs関連記事
【ups + downs】登山用タロキンバッグ
【ups + downs】速乾性トレッキングTシャツ(半袖)
【ups + downs】速乾性トレッキングTシャツ(長袖)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました