【徹底解説】海外登山~ヨセミテ登山旅行の手配方法

おでかけレポート

ヨセミテに登山旅行に行ってきました。

本編ではヨセミテ登山旅行の手配内容を、実施した順に記載させて頂きます。
またその金額、気付き事項についても紹介させて頂きます。
これから海外登山を考えている方の参考になれば幸いです。
なお、ヨセミテの登山道などについては文末にある関連記事のリンクを参照ください。

①日程の決定
②ヨセミテでの宿泊予約
③航空券とヨセミテ以外でのホテル予約
④ヨセミテ往復の移動手段の決定
■ガイドツアーによる送迎の申し込み
■レンタカーの予約
⑤保険
⑥ESTA(ビザ)取得
⑦スマホの海外使用対応(SIM/WiHiの準備)
⑧国際免許の取得
⑨登山ナビアプリ『AllTrails』入会
⑩ドル換金
⑪その他

海外旅行の準備は楽天で♪

 

①日程の決定
まずは日程決めから。
ヨセミテの登山シーズンは6月~10月です。
季節ごとにそれぞれ魅力があります。
ちなみに各季節の特徴は以下の通り
<春>
・滝の水量が多い
・蚊が多い
・雪が残る箇所がある
<夏>
・草花が咲く観光シーズン
・滝の水が少なくなる
・観光客が多い
<秋>
・紅葉が始まる
・滝の水が枯れ始める

なお、今回は下記の行程にしました。
日程:2024年6月17日~23日
6月17日 羽田発→サンフランシスコ着後サンノゼへ
6月18日 サンノゼ→ヨセミテ
6月19日 ヨセミテ(Four Mile Trail)
6月20日 ヨセミテ(Mist Trail)
6月21日 ヨセミテ(Mirror Trail)後→サンフランシスコ
6月22日 サンフランシスコ滞在
6月22日 サンフランシスコ発
6月23日 成田着

 

②ヨセミテでの宿泊予約
日程を決めたらヨセミテでの宿泊手配をします。
絶対にヨセミテバレー内に泊まろうと考えてました。
今回、カレービレッジ(Curry Villege)に宿泊することにしました。
カレービレッジでの宿泊はキャビンテントとなりますが、他の施設に比べ安価で、各登山口へのアクセスも良く、ビレッジ内に売店もあるので買い物も便利です。

バレー内の宿泊予約は全て共通のサイトから行います。
Yosemite National Park | Lodging & Year Round Activities | TravelYosemite.com
バレー内の宿泊施設は人気なので早めに予約する必要があります。
我々は半年以上前に予約しました。

③航空券とヨセミテ以外のホテル予約

HISのパッケージプランで航空券とサンフランシスコのホテルを予約しました。
安価なパッケージプランが発売になる時期を教えてくれます。
6月出発の場合、例年1月か2月にパッケージプランが出るとのこと。
当初50万円くらいだったのが約30万円以下になりました。
飛行機の座席もこの時点で確保。
※予約表に座席番号の記載がないので、予約時にメモしておきましょう。
また日程を伸ばした方が安くなる場合があります。
火曜発だったのを月曜深夜発にした方がホテル代を追加しても安くなりました。
HISで価格比較してくれます。
※深夜発なので、出発日当日も仕事を休む必要なし!
<補足>
結果的にヨセミテ行く前にサンノゼに宿泊したことで、食材などの買い出しに都合が良かったです。

④ヨセミテ往復の移動手段の決定
ここが一番の悩みどころ。
電車やバスなどで行く方法もありますが、今回は下記の2パターンを検討しました。
(A)ガイドツアーによる送迎を申し込む
(B)レンタカーで行く

(A)ガイドによる送迎の場合
自力でレンタカーで行くのはちょっと不安があると思いますが、大丈夫。
アメリカ在住日本人による送迎があります。
日帰りから、複数日程にも対応してくれます。
ネットで何社か検索できますが、私はTedさん(日本人です)という方に相談しました。
結局、日程が合わず申し込みませんでしたが、Tedさんは地球の歩き方Web版の特派員もやっておられうようで、とても詳しく色々なプランを提案してもらえました。
Tedさんのホームページ↓
【リンク】シスコツアーズ

(B)レンタカーで行く場合
今回は価格と自由度からレンタカーを借りることにしました。
こちらもHISで予約。
なぜか5日間より6日間借りた方が安かったです。
HISで安い借り方を確認してもらいましょう。
サンフランシスコ空港で借り、サンフランシスコ市内返却の乗り捨てにしました。
またガソリンの満タン返し不要にしました。
※乗り捨て費用のみ後でレンタカー会社から直接請求が来ます。

<今回の相棒>

サンフランシスコ空港からレンタカーで移動です。
現地での運転の感想は”意外に大丈夫”です。
ヨセミテまでの道も分かりやすく、スマホのナビで十分。
運転に慣れるため最初の宿泊地をサンノゼにして正解でした。

⑤保険
登山ということもありHISで加入しました。
ケガで何百万円という超高額請求をされることがあるので必ず保険に入りましょう。

⑥ESTA(ビザ)取得
まずはパスポートの有効期限を確認します。
アメリカ入国日から90日以上が望ましいとなってます。
※有効期限については都度調べましょう。
そして早めに専用サイトからESTAを申請しましょう。
https://esta.cbp.dhs.gov/
自分で簡単にできます。
ESTAは2年有効とのこと。
間違って申請代行業者に申し込んでしまうことがあるので気を付けましょう。
HISで申請が受理されてるか確認してくれます。

⑦スマホの海外使用対応(SIM/WiHiの準備)
我が家はiPhoneとAndroidユーザーです。
■iPhone
iPhoneの方はamazonで物理SIMを買いました。
7日間有効で2,980円。
事前に開通日などを登録する必要があります。
日本で買うと日本語の取扱説明書があったり、日本語サポートが受けれるのでオススメです。

■Android
AndroidはAQUOSのSH-51Cなのですが、docomoに2~3回通って調べてもらった結果、SIM交換ではダメとのこと。
そこでdocomoの「世界そのままギガ」を申し込みました。
7日間で5,280円。
ちょっと割高で現地での電話番号の振り当てられませんが、SIM交換も不要で切り替えがとても簡単で楽でした。
Androidユーザーが複数人いる場合はレンタルWiFiを借りてもいいかも知れません。

⑧国際免許の取得
レンタカー会社によっては無料で取得できる運転許可制度があります。
HISで申請リンクを教えてくれます。
申請は簡単でした。
ちなみに我々はその制度を知る前に国際免許を取ってしまいました。
国際免許所得に必要なものは日本の免許証と写真と取得費用2,350円です。
免許センターや警察署で取れます。
今回警察署で取りましたが、発行までに一週間くらい掛かりました。
余裕をもって取得しましょう。
なお国際免許の有効期限は1年になります。

⑨登山ナビアプリ『AllTrails』入会
『AllTrails』は海外版ヤマップです。
https://www.alltrails.com/
ヤマップは入会しているのですが、今後の海外登山を念頭に『AllTrails』に入会しました。
無料お試しは1か月間だけなので、事前にルートの確認をしておくためにも入会をオススメします。
ちなみに長瀞のアウトドアイベント”THE FLAPPERLAND DOORS”に参加していたヤマップのスタッフに聞いたところヤマップは日本地理院のデータを使っているので海外だとあまり使えないとのことでした。

⑩ドル換金
現金が必要なのはチップくらいで、ほとんど要りませんでした。
むしろ現金が使えない場面が多かったです。
ヨセミテ国立公園の入場料($35/車)の支払いは現金かトラベラーズチェックだけとと聞いてましたが、逆にカードしか使えませんでした。
(そのゲートが特別だったかもしれないですが・・・)
夫婦二人の一週間程度の旅行なら現金は1~2万円で十分なような気がします。

久しぶりの海外旅行だったので知りませんでしたが、イマドキの銀行では外貨両替はしてないんですね。
また両替所も含めてトラベラーズチェックを扱ってないところがほとんどでした。
ネットで調べたところ空港内の両替所の営業時間は遅くても19時までとの情報。
今回、出発が深夜だったので、事前に街中のトラベレックスで両替してました。
ところが、実際に空港に行ってみると、保安検査後の出発ロビーでは両替所が25時まで営業してました。
↓出発ロビー内の両替所

<補足>
トラベレックスでは両替の際、現金支払いと”ともだち登録”でレートが20銭安くなるとのこと。
これはHISの提携優待より割がいいらしいです。
しかし、1ドルで20銭ということは10ドルで2円。
1万円の換金で10円ちょっとの得です。
カードも使えるようなので、カード支払いでポイント貯める方がいいような気がします。

⑪その他
■事前チェックイン(eチケット)
HISからの最終案内メールの中に事前チェックインのリンクがあります。
出発24時間前からチェックインできます。
※webチェックイン可の場合のみ
念のため、控えを印刷して持っていきましょう。
今回、事前Webチェックインしておいたので、いきなり荷物預けに進むことができました。

■入国手続(Visit Japan Web)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
デジタル庁管理の手続きのようです。
個人的には登録不要と思います。
何の意味があるのか分かりませんでした。

■荷物規制(ANAの場合)
預け荷物は一人あたり2個まで。
1個あたり23kg以内、縦横高さの合計が158㎝以内です。

■機内食
今回出発が22:55と深夜だったので、食事をどうしたらいいかANAのスタッフに聞いたのですが、分からないとのこと。
困りました・・・。
ということで、機内食の提供状況をお伝えします。
出発して1時間くらいでクロワッサンサンドが出ました。

また到着2時間前に食事が出ました。

出発前にラーメン食べといて良かったー。

 

=費用一覧=
②ヨセミテでの宿泊予約:$181.51/室・日
③航空券とヨセミテ以外でのホテル予約
・航空券およびシスコ宿泊費:271,420円/人
・サンノゼ宿泊費:17,800円/室
・空港利用税など雑費:14,510円/人
④レンタカー:61,900円
※6日間、乗り捨て、ガス満タン返し不要
⑤保険:8,650円/人(8日間)
⑥ESTA(ビザ):$21/人
⑦スマホの海外仕様対応(7日間)
・物理SIM:2,980円
・docomo「世界そのままギガ」:5,280円
⑧国際免許の取得:2,350円/人
⑨登山ナビアプリ『AllTrails』:$21

以上がヨセミテ登山旅に関する主な準備作業です。
是非ヨセミテ登山旅にチャレンジしてみてください。

 

海外旅行の準備も楽天で♪

 

 

タイトルとURLをコピーしました