【2024年10月版】紅葉の奥穂高岳(穂高岳山荘テント泊)

登山レポート

穂高岳山荘でテント泊し、奥穂高岳に登頂しました。

紅葉シーズンの3連休。
TVニュースでも取り上げられるような大混雑でした。
また快晴の予報でしたが、奥穂高岳登頂日は雹と積雪に見舞われました。
しかし、涸沢から奥穂までの道中の景色や穂高岳山荘から見た朝焼けは最高でした。
穂高についての情報は他にも沢山あると思うので、本記事では今シーズンの状況をメインに記載させて頂きます。

行程:202年10月11日(金)~13日(日)
■10月11日(金) ※三連休前日
7:10 上高地発
10:20 横尾
11:35 本谷橋(昼食休憩)
13:40 涸沢

■10月12日(土)
6:20 涸沢発
8:00 ザイテングラード取付き
9:45 穂高岳山荘
10:45 テント設営後、奥穂高岳へ
11:30 奥穂高岳山頂

■10月13日(日)
6:30 穂高岳山荘発
9:30 涸沢
12:00 横尾(昼食)
15:00 上高地 ※バス待ち1時間半
17:15 さわんどバスターミナル

 

①バスチケット購入に長蛇の列
②上高地~明神の左岸ルート通行止めについて
③涸沢テント場の混雑状況
④涸沢から穂高岳山荘へ
⑤穂高岳山荘
⑥奥穂高岳へ
⑦涸沢岳からの眺望
⑧穂高岳山荘~涸沢(凍結登山道の下山)
⑨涸沢~上高地
⑩大混雑の上高地

 

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①バスチケット購入に長蛇の列
紅葉シーズンの3連休前日。
5時半過ぎの時点でバスチケット待ちの列はトイレ建屋まで伸びてました。


チケット購入待ちで30分。
6時のバスには乗れませんでした。
チケット購入は窓口と自販機があります。
窓口は現金のみでクレジットカードは使えませんが、進みは早いです。
タクシーは当日手配のみとのこと。
うまく捕まえられればバスより早く上高地に到着できるようです。

②上高地~明神の左岸ルート通行止めについて
行きは豪雨の影響で左岸ルートは閉鎖していましたが、下山時(10月13日)は開通してました。
↓右岸は距離は長いですが、眺めはGOOD。

③涸沢テント場の混雑状況
涸沢には13時40分に到着。
涸沢小屋の下の方にテント設営しました。
到着時それほど混んではおらず、広めの平らな場所を確保できました。

↓今回の土地

↓設営後の我が家

ただし10月12日は約1000張りのテントが設営されたようです。

④涸沢から穂高岳山荘へ
朝4時に起床。
気温は4℃。。。。
朝は寒かったです。

明るくなるのを待って、6時半に涸沢を出発しました。
このころは暑くもなく、寒くもない登山日和。
紅葉も始まっており、終始眺めの良い登山でした。

常念山脈もバッチリ見えます。

混雑もなく、ザイテングラードでも人待ちをすることはほとんどありませんでした。

⑤穂高岳山荘
■テント場
穂高岳山荘に9時45分に到着。

到着時、テント場にテントは数張りしかなく、山荘に近い場所を確保できました。
ただし夜にはいっぱいになってました。
↓奥穂からの下山時、テント場はまだ空いてました。

昼間は晴天だったのに、夕方から雹&雪が降りました。
晴れの予報でも10月になったら雪装備が必要なんですね。

↓テントが”かまくら”に。。。

寝袋はmont-bellのダウンハガー#2
寒かったですが、寝れないことはありませんでした。

■山荘
雪が降ったこともあり、山小屋の休憩室で夕食を取りました。
↓ストーブが暖かい。

↓メニュー

「ガソリンバーナー使用禁止」的な貼り紙がありましたが、ガス缶はOKなのか皆さん普通にバーナーを使ってました。
※きちんと確認の上、使用ください
朝も休憩室は開放されていたので、こちらで朝食を取りました。
ただし、電気が暗いので電灯を持っていきましょう。
↓結構暗い。

降雪のためテント泊から小屋泊に切り替えた人もいたようで、混雑してました。
食事は3回に分かれてました。
ちなみに当日申し込みは1000円割高とのこと。
外来者用トイレの洗面所は降雪後は凍結のため使用不可でした。

⑥奥穂高岳へ
テント設営後、早速奥穂高岳へ。

こちらも渋滞はなく、スムーズに登れました。
気温もちょうどいい感じでした。
山頂もそれほど混雑しておらず、記念写真を撮ることができました。
我々は天気の良い内に山荘まで下山してましたが、降雪後はかなり危険な状況になったようです。
10月になったら快晴の予報でも、チェーンスパイクや手袋など雪対策をしていきましょう。
↓だんだん天候が悪く。ジャンダルムも霞み気味。

↓いよいよ頂上

↓下山後のご褒美

↓翌朝の雪化粧をした奥穂高岳方面

⑦涸沢岳からの眺望
奥穂高岳下山後、涸沢岳も登ってきました。
↓なかなかの眺望です。

↓切り立った山頂で休む登山者。

↓残念なが”槍”は見れず・・・・。

⑧穂高岳山荘~涸沢(凍結登山道の下山)
最終日、6時半から下山開始。
穂高岳山荘直下のなだらかな下り坂は氷混じりの雪道で滑りやすかったです。
むしろザイテングラードの方が安全。
↓ザイテングラードまで来ると雪はまばら

陽が当たってる部分は早々に雪が溶けてました。
涸沢付近は雨だったようで、積雪はありませんでしたが、日陰は凍っており滑りやすかったです。
実際、数回転びました。
途中からパノラマコースで下山しました。
雪もなく、人も少ないので歩きやすかったです。
涸沢のど真ん中にいる感じで、爽快でした。
オススメです。

↓紅葉と穂高

⑨涸沢~上高地
涸沢ヒュッテ直下の下り坂は日陰のため凍結しており、かなり危険でした。
凍っているのかどうかが見た目では判断できず、滑る人が続出してました。
紅葉シーズンの3連休ということもあり、登山者が多く、譲り合い渋滞が頻発してました。
時間に余裕をもった計画をたてましょう。
本谷橋にも多くの人がいましたが、休憩できないほどではありませんでした。

横尾では昼食、徳沢でお茶休憩を取りましたが、徳沢園の食堂は満席でした。
↓横尾にはたくさんの登山者

↓徳沢にも多くの人。

↓ソフトクリームはしっかり頂きます。

明神~上高地間ですが、行きは左岸は通行止めでしたが、帰りは通れました。
↓通行可の看板

↓土砂崩れの跡

⑩大混雑の上高地
覚悟はしてましたが、予想を遥かに上回る大混雑でした。
さわんど行きのバス待ちの列は河童橋近くまで伸び、バスに乗るまで1時間半掛かりました。


奥穂から下山後の身体には堪えます。
さわんどバスターミナルから松本までの道路が、更に大渋滞。
道路工事の影響もあり、松本ICまで2時間以上掛かりました。
↓新島々の先のラーメン屋についたのは20時過ぎ。

↓ちょーこってりラーメンを頂きました。

夜間にも関わらず中央道も渋滞しており、自宅に到着したのは深夜1時を過ぎていました。
車でお越しの方は、無理せず休憩を取りながら帰りましょう。

 

■■今回の下山口■■

おつかれ山です。

混雑あり、予想外の降雪ありでしたが、紅葉の中、憧れの奥穂高岳を登頂できた間違いなく今年最高の山行でした。
情報お役に立てば幸いです。

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

 

 

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