登山用品ショップ ups+downs のスタッフブログ『山あり谷あり』です。
マレーシアのキナバル山に行ってきました。
キナバル山は東南アジア最高峰。
本編はこのキナバル山の登山記録です。
登山日:2025年5月20日~21日
コースタイム 4時間45分
<1日目>
7:00 ホテル発
9:00 キナバル山公園本部着
9:40 登山開始
14:00 ラヤンラヤンハット(昼食)
17:10 山小屋到着
<2日目>
※荒天のため登頂は不可
8:10 山小屋出発(下山開始)
13:25 ティンポホン登山ゲート
好きな服を着て 好きな山へ行く
<1日目>
5:00
7時の登山ツアー送迎に向け、起床。
5:30
ホテルフロントにて朝食を受け取ります。
今回宿泊したシャングリラホテルでは早朝発用に朝食をお弁当に変更可能。
(ホテル予約時に旅行代理店にて手配)
食堂は6時半からですが、お弁当は5時半から受け取れます。
部屋でお湯を沸かし、コーヒーを飲みながらゆっくり朝食。
6:45
チェックアウトを済ますと、既に現地ツアー会社のスタッフがいました。
通常は乗合のようですが、今回は我々だけでした。
コタキナバルからキナバル山の公園本部までは車で約2時間。
ホテルを出て、間もなくキナバル山が見えます。
途中、眺めのいい場所に寄ってくれました。
↑吊り橋の上からのキナバル山
8:20
公園本部から15分くらい手前の村で休憩。
お土産屋や売店があります。
展望スポットにて写真を撮ります。
トイレは有料です。
あと少しで公園本部に着くので、ここで無理にトイレに行く必要はありません。
ちなみに帰りは寄らないので、買い物がある場合はこの時に買いましょう。
↑売店
↑キナバル山がばっちり
↑有料トイレ
9:00
公園本部に到着
入山手続きやガイドとの顔合せ、昼食の受取りなどをします。
免責同意書ですが、署名や数項目の質問に答えるだけで簡単です。
またスーツケースなどの不要な物も、公園本部で預かってくれます。
手続きについてはスタッフが手際良く案内してくれます。
↑今回のガイドさん
↑IDカードを渡されます
9:40
手続きや荷物の預けが終わったら、車にて登山口であるティンポホン登山ゲートまで移動します。
IDカードを見せ、署名したらゲートを開けてもらい、いよいよ登山の開始です。
「インターネットの接続はありません」の表示でしたが、YAMAPは使えました。
登山開始早々に滝があります。
↑下山時、どんな気分でこの滝を見るんだろう?
噂通り、階段が続きます。
序盤、それほど段差は大きくないです。
道中、いい間隔でシェルター又はハットと呼ばれる休憩所があります。
シェルターにはトイレ、水道、ゴミ箱があります。
↑最初のシェルター
↑トイレと洗面所/トイレットペーパーはない
↑ゴミ捨て場
ガイドさんは特に指示するもなく、観光案内もすることもなく、いい感じに距離を保って後ろを付いてきてくれます。
↑ガイドさんは普通の運動靴
樹林帯なので、日差しはありませんが蒸し暑かったです。
短パンにすれば良かったと後悔。
ちなみに気温ですが、道中ずっと20度前後でした。
ただ、標高3000m過ぎたあたりから、休憩してると半袖だとちょっと肌寒かったです。
途中で、ガイドさんが「今夜から大雨」とポツリ。
登頂できるか不明とのこと。
嫌な予感がします。
ポーターが大きな荷物を運んでます。
道を譲ります。
登山道横の黒いパイプは下水道だそうです。
山小屋まで繋がってます。
14:00
4km地点ちょっと手前のラヤンラヤンハットで昼食です。
ここで、アルパインツアーの御一行と合流しました。
↑昼食セット
我々は14時に昼食を取りましたが、もっと早くすることをオススメします。
ラヤンラヤンハットにはガイド用の休憩小屋あります。
ということで、ガイドによってはここで昼食休憩と促すことがありますが、一つ手前のシェルターで食べたいと言えば食べれます。
山小屋の夕食はブッフェで結構美味しいです。
夕食をちゃんと食べたいので、13時くらいには昼食にしましょう。
↑ガイド専用の小屋/別メニューがあるらしい
4kmを過ぎたあたりから傾斜がきつくなります。
無理せずゆっくり行きましょう。
ケガ人なのか、背負られてる人がいました。
ガイドさん、凄い。
天気が悪くなってきました。
17:10
ついに山小屋のあるエリアに到着。
かなりゆっくり登ってきたこともあり、高山病になることもなく、疲れもそれほどなく到着することができました。
ガイドさんが宿泊する山小屋まで連れてってくれ、トイレの場所なども教えてくれました。
ガイドさんから、「翌日は2時15分出発で大丈夫?」と言われました。
登山者の1日目のスピードに合わせ出発時間を提案してると思われます。
後から分かったのですが2時15分出発は無理です。
山小屋の軽食は2時から。
軽食開始直後は順番待ちの列ができ、並んでいるだけで15分は過ぎてしまいます。
早くても2時半くらいにしておいた方がいいです。
※この日は大雨で登頂の許可が確定していなかったので、食堂が開くのが遅かったのかもしれません。
↑長い列
【キナバル山登山】快適&楽しい海外の山小屋(ラバンラタ小屋)
<2日目>
13:00
起床
14:00
大雨のため、出発できず小屋に足止め。
登頂できるか連絡待ちです。
15:30
ゲート封鎖の最終判断が下されました。
ラバンラタ小屋の食堂で発表されます。
山頂付近は岩場のため、滑って危険だそうです。
残念ながら下山です。
仕方なく朝食まで寝ます。
↑ふて寝。
8:10
下山開始。
雨で滑るので、気を付けて下ります。
途中のシェルターではエサ目当てに鳥やら小動物が寄ってきます。
麓が見えてきました。
13:25
ついにティンポホン登山ゲートに到着
脚に疲労が蓄積してました。
何気に最後のこの階段が地獄です。
ゲート付近にキナバル登山のコースレコードが書いてありました。
頂上まで2時間25分?
信じられない。。。。
その後、車でランチのレストランへ。
ここでガイドさんとはお別れです。
意外に素っ気なく、さよならしました。
優雅なランチビュッフェ
テラス席からはキナバル山が見えます
■■今回の下山口■■
おつかれ山です。
登頂はできませんでしたが、暫くすると残念な気持ちより、海外の山小屋の楽しかった印象や、もう一度挑戦したいという気持ちの方が大きくなりました。
機会があれば、また行きたいと思います。
情報お役に立てば何より。
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