【逆転満塁ホームラン】新穂高温泉から鷲羽岳(双六小屋泊&双六テント泊)

登山レポート

登山用品ショップ ups+downs のスタッフブログ『山あり谷あり』です。

2泊3日で鷲羽岳に行ってきました。

新穂高温泉からのピストンです。
天候不順のため、結果的に1泊目が双六小屋泊、2泊目が双六小屋テント泊となりました。
鷲羽岳山頂から見る北アルプスの山々は圧巻です!
【関連記事】北アルプスお膝元~松本に宿泊
【関連記事】双六岳&三俣蓮華岳~双六小屋テント泊

日程:2025年9月25日(木)~27日(土)
■9月25日/雨
04:00 新穂高センター
05:40 ワサビ平小屋(30分休憩)
06:45 小池新道登山口
10:20 鏡平小屋(食事休憩)
13:30 双六小屋着(双六小屋泊)

■9月26日/雨から晴天
06:00 双六小屋発
(まき道利用)
08:00 三俣山荘
08:45 鷲羽岳中腹で引き返し
09:15 三俣山荘(どうするか悩み休憩→再登頂決意)
11:15 鷲羽岳山頂
12:30 三俣山荘(昼食)
15:15 双六小屋着(双六テント泊)

■9月27日/晴天
06:30 双六小屋発
08:30 鏡平小屋(ラーメン休憩)
12:20 わさび平小屋(そうめん休憩)
13:25 新穂高センター

 

■一般情報
①登山概要
②駐車場
③トイレ&水場情報
④双六小屋泊~食事が最高!
⑤双六テント泊

■番外編
①カモフェス
②松本の街

■登山記録

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

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一般情報

①登山概要
表銀座とは逆から見る槍ヶ岳・穂高岳を臨みながらの山行です。
小池新道は非常に整備されており、大きな段差もなく歩きやすいです。
ただし、双六小屋まで長丁場なので時間には余裕が必要です。
また、木陰はあるものの斜面が日なた側のため、天気がいい日は朝早くから暑いです。
未明からの出発がいいでしょう。

■新穂高~双六小屋
新穂高温泉からわさび平を過ぎ、小池新道入口まではなだらかな上り坂の林道です。
小池新道に入るとやや傾斜は増しますが、それほど大きい段差はありません。
鏡平小屋手前から弓折乗越までは傾斜がきつくなります。
ちょうど疲れた頃なので鏡平小屋で休息を取りましょう。
弓折乗越から双六小屋までは稜線歩きとなり、槍・穂高が目の前に見えます。
(NANGAのロゴはこっちから見た槍・穂高?)
この稜線歩きは意外にアップダウンがあります。
稜線を双六岳側に渡ると双六小屋と鷲羽岳が迎えてくれます。
▼序盤は林道歩き

▼小池新道は整備されていて、大きな段差はすくない

▼槍ヶ岳、穂高連峰が目の前

■双六小屋~三俣山荘~鷲羽岳(まき道利用)
まき道前後の傾斜それなりに急ですが、まき道自体は概ね緩やかです。
まき道と言えど2時間くらい掛かるので長いです。
景色は丸山~三俣蓮華岳の稜線にはかないませんが、紅葉を間近に楽しめるルートです。

三俣山荘から鷲羽岳山頂までは意外に近い印象です。
登山道は細かく折り返しており登り易いです。
遮るものがないので終始眺めは最高ですが、一方で風が強い日は辛いです。
山頂からは北アルプスの名だたる山々が一望できます。
この奥地まで来ないと見れない景色に感動の一言です。
▼細かく折り返します

▼鷲羽岳からの絶景をどーぞ

②駐車場
アクセス抜群の有料駐車場から新穂高センターまで徒歩で約40分掛かる無料駐車場まで、登山口周辺に点在しています。
【リンク】奥飛騨温泉郷観光協会

■新穂高第三駐車場(リンク図中のP5)
(駐車場マップのP5)
新穂高センターまで徒歩10分程度。
最も狙い目の駐車場と思われます。
それだけに人気があり、繁忙期では前日の夕方には満車になってしまいます。
停められたらラッキーくらいの気持ちでいた方がいいでしょう。
また駐車スペースは結構狭いです。
駐車場入り口側に仮設トイレがあります。

■深山登山者用駐車場
(駐車場マップのP4)
予約制の有料駐車場。
新穂高センターより登山口に近いという最高の立地ですが、なかなかの金額です。
それでも予約いっぱいになってる日があります。
【リンク】深山荘駐車場

■鍋平登山者用駐車場
(駐車場マップのP7~10)
このエリアに有料と無料の駐車場が点在してます。
P8の駐車場からは新穂高センターまで40分程度掛かります。
帰りはそこそこ傾斜のある登山道を登ることになります。
前泊は効率が悪いので、行き帰りの歩行は覚悟して最初からこの駐車場に停める気で早朝着で行くのも手かもかもしれません。

▼新穂高センターまで下山していきます

▼新穂高センターすぐ横に出てきます

 

③トイレ&水場情報
新穂高センターを含め、どの山小屋ともトイレ&洗面は綺麗です。
また食事の
■新穂高センター
トイレ:無料
案内所内に周辺の日帰り温泉情報などが掲載されています。

■わさび平小屋
トイレ:200円
水道:無料
名物:そうめん、冷えた野菜やくだもの

■鏡平小屋
トイレ:200円
水道:0.5mlで100円
名物:かき揚げうどん、味噌ラーメン、かき氷

■双六小屋
水道:無料
トイレ:200円

■三俣山荘
トイレ:200円
水道:テント場に水場あり(無料)
▼トイレもきれいです。

▼テント場の水場

 

④双六小屋泊~食事が最高!
双六小屋の宿泊ゾーンの情報を掲載させていただきます。
▼まずは美味しい夕食

名物の天ぷら。
お肉あり、お魚ありで大満足です。

▼外装の工事中でした

▼受付

▼今回の寝床

▼リュックは廊下におきます。

▼きれいな食堂

▼食堂向かいの休憩室

▼お湯のほか、朝はお茶もありました。

▼洗面所

▼乾燥室

▼乾燥室内にある更衣室にはドライヤーもあり

 

⑤双六テント泊
料金:2000円/泊(水道代込み、トイレ代別途)
収容数:150張
予約不要

▼テント場
広く、傾斜もそんなにありません。

▼ペグも刺さりやすいです。石もあります。

▼小屋前のテーブルが使えます

▼トイレ
テント泊の人も200円/回
きれいです。

水道は小屋の玄関前とトイレ前にあります。
▼トイレ前の洗面所

番外編

下山後、松本に宿泊しました。
その際に登山用品店カモシカ松本店で開催されていたカモフェスなど、松本情報について下記リンクにて紹介させて頂きます。
【北アルプスお膝元】松本にお泊り
①カモフェス

②松本の街
打ち上げで行った「回転焼き鳥」

 

登山記録

今回は新穂高温泉から出発し、双六小屋と三俣山荘にテント泊、鷲羽岳&水晶岳を目指す計画です。
出発時、雲行きはすこぶる怪しいですが、回復基調の予報を信じて出発です。

■1日目
4:00
新穂高センターにてトイレと準備をした後、真っ暗な中、出発。
歩き出して5分で雨が降り始めました。
もう少し早く降り出してくれればビジターセンターでゆっくり雨支度できたのに・・・。
▼暗くてピンボケです

5:40
わさび平に到着。
あまりの眠気に30分仮眠です。
▼まだ暗い

▼営業前でした

6:45
小池新道入口
雨の止む気配なく、林道歩きもここで終わりです。
小池新道は整備されており、段差は少なく歩きやすいです。
▼どんよりな天候

▼歩きやすい小池新道

雨のため休憩中もテン泊装備のリュックを背負ったままなので疲れます。

10:20
鏡平小屋到着。
もちろん鏡池に槍ヶ岳は映らず。
小屋のモニターは曇り予報ですが、一向に雨が止む気配はありません。
とりあえず小屋内で昼食。
寒くて、楽しみにしてたかき氷は断念、温かいかき揚げうどんを頂きました。
▼名物のかき揚げうどん

11:10
鏡平小屋出発
本日の中で一番斜度がきついエリアなので、ゆっくり登ります。

12:20
弓折乗越に到着
双六小屋までラストスパート!
しかし雨が止まず、槍&穂高は全く見えません。
徐々にテント張りが心配になり始めます。

13:30
やっと双六小屋に到着。
雨は止むどころか、むしろしっかり雨。
いくつかテントが設営してあります。

どうやって張ったのか!?
テント泊をあきらめ、小屋泊に変更です。
同じようにテント泊から小屋泊に変えた方が多いようで、宿泊客がたくさんいました。
チェックイン後、とにかく持ち物の乾燥作業に勤しみます。
着ていた物はもちろん、リュックの中の物もみんなしっとり濡れてます。

17:00
夕食です。
こんな山奥で天ぷらを食べれるとは!

おかずの種類も多いし、大満足です。
連泊すると2日目は生姜焼きだそうです。
食べた人に聞いたところ、こちらも最高だとのこと。
夕食後は持参したパックのワインで軽く晩酌して就寝しました。

■2日目
4:00
起床。
依然雨のまま。
昨日からずっと雨は止む予報なのに。
もう天気予報は信じない!
(でも見ますが・・・)
この際、下山しようかと悩みます。

6:00
とりあえず三俣山荘へ向かうことにしました。
さすがに三俣山荘テント泊はあきらめ、荷物は双六小屋に置かせてもらうことにしました。
▼何も見えません。

三俣山荘までは、まき道で向かいます。
途中、同じように三俣山荘方面に向かってる人が引き返そうか悩んでました。
気持ち分かります。。。。

8:00
三俣山荘に到着。
まだ雨止まず。

思えば今回は悪いこと続きの登山です。
中央道ではパトカーに追いかけられるし。
水筒は無くすし、もう少しで双六小屋ってところで転んで傘を壊すし。。。

山荘内では皆さんモニターの天気予報と睨めっこしてます。
天気予報はまた「晴れ」になってます。
この状況で信じれるか!

とは言え、せっかくここまで来たので鷲羽岳に向かうことにしました。
序盤のハイマツ帯を抜けると、横殴りの雨風。

とにかく寒い。
そして何も見えない。
中腹あたりで、「どうせ山頂に行っても何も見えないから」と戻って来た人がいました。
”そりゃそうだ”と、我々も下山を決意。
丁度大きな岩があったので、そこでUターンしました。

▲「この岩をもう一度見ることはあるだろうか?」と思いつつ下山

9:15
あえなく三俣山荘に帰還。
失意の中、帰り始めたとき薄っすら鷲羽岳が・・・

テント場まで来ると、さっきまでの雨風が嘘のように晴れ渡りました。

天気予報スゲー。
少し悩みましたが、鷲羽岳に再チャレンジすることにしました。
まさか一日に二度鷲羽岳に登るとは。
登り始めて早々に絶景です。
槍ヶ岳は山頂よりむしろこの中腹から見た方が圧巻な気がします。

先程の引き返したところにあった岩を発見。

1時間後にまたこの場所に来るとは思ってもみませんでした。
あまりの絶景に足取りは軽い軽い。
途中ですれ違った人が、あまりの天候の急変に「逆転満塁ホームランですね」と。
まさにその通りです。
更に登り進めて、絶景ポイントっぽいところに行くと眼下に鷲羽池が!

ここにあったんですね。
写真で見たのと同じ蒼色です。
神秘的。。。。

11:15
ついに鷲羽岳に登頂。
360°のパノラマです。

帰らず登って良かった~
さすがに水晶岳行きは諦めました。

12:30
三俣山荘に再帰還。
カップラーメンとビールで昼食後、双六小屋へ向かいました。
こんなことなら荷物を双六小屋に置いてくるんじゃなかった。

▼三俣山荘の小屋番さん達が元気良く見送ってくれました

15:15
双六小屋に帰還。
意外にもテント場は空いてました。

▼今回の我が家

テント設営中、見たことある顔が。
なんと会社の人でした。
こんな山奥で知り合いに会うとは。

16:45
双六小屋前のテーブルで夕食です。
鷲羽岳山頂で会った人と再会、一緒に食事しました。
なんと、雷鳥座のテント場の管理人をしてるそうです。

近くでおでんを楽しんでる人から熱燗があると教えてもらえました。
ワンカップより熱燗の方が値段が安くてお得です。(量は同じ)
ホットワインもあるとのこと。
双六小屋の軽食はケーキセットもあるし、充実の品揃えです。
▼小屋番のおねぇさんから熱燗がお得と教えてもらいました。

▼ホットワイン

▼昨年はケーキセットを頂きました

19:30
明日の下山に向け就寝です。

■3日目
6:30
下山開始。

弓折乗越までの稜線は槍・穂高が綺麗に見えます。
▼双六小屋と鷲羽岳がハッキリ

▼槍ヶ岳と穂高連峰を見ながらの山行

8:30
鏡平小屋/鏡池に到着
念願の鏡池に映る逆さ槍が見れました。
それ以上に鏡平小屋から見る景色が気に入りました。
おなかが減って来たので、景色堪能のついでにラーメンも堪能することにしました。

▼かき氷用の氷

12:20
順調に下山し、わさび平に到着。
道中の景色も最高です。

▼穂先と小槍も見えます

ラーメンを食べたのにも関わらず、結局そーめんも頂くことに。
食べてばかりです。

13:25
新穂高温泉に到着です。

 

■■今回の下山口■■

お疲れ山です。

イマイチな状況から始まった登山ですが、終わってみれば爽快感あふれる山行となりました。
まさに『逆転満塁ホームラン!』
この後、松本に一泊し帰路に向かいました。
初めての松本。
美味しそうなお店が沢山ある街でした。

情報お役に立てばなにより。

 

 

 

好きな服を着て 好きな山へ行く

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